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HSK能力検定試験

HSK基礎試験

  HSK基礎試験は、基礎の中国語レベルを有するもの、つまり、100〜800時間の現代中国語教育を受けて400〜3000語の常用語及びそれに相応する文法知識をマスターした学習者に適しています。試験内容はヒアリング・文法・読解の3つのセクションに分けて受験者が同一の試験問題に取組み、トータル140問300点満点で総合的な中国語活用能力を測定します。

HSK基礎テストの内容

 
試験内容
試験項目
問題数
試験時間
ヒアリング

ヒアリング1

ヒアリング2

ヒアリング3

15
 
約35分
15
50
20
 
文法

文法1

文法2

20
40
40分
20
読解

読解1

読解2

20
50
60分
30
合計
140問
135分

 


○ヒアリング試験

ヒアリング試験は3つの部分から構成されています。

     

第一部(15問):問題文は2回放送されます。
第ニ部(15問):問題文は2回放送されます。
第三部(15問):問題文は1回しか放送されません。



HSK基礎のヒアリング試験は主に、受験生が普通話で行われる対話、疑問文、事物の描写を聞取れるか、また出会い、紹介、お祝い、別れなど簡単な日常会話の理解度を測定します。録音テープの速度は通常より少しゆっくりめとなっています。大体1分間120〜170字。出題後の解答時間は16〜20秒。

 

○文法試験

 

文法試験は2つの部分から構成されています。

 

 

第一部(20問):語義の組合せと文法規則の理解を主にテストします。

 

 

第ニ部(20問):常用される機能語(主語、述語、目的語、定語、 状語、副詞、介詞、助詞など)及 び"把"や"被"を使う特殊文の理解状況を主にテストします。

 

○読解試験

 

読解試験は2つの部分から構成されています。

 

 

第一部(20問):穴埋問題です。文脈から語義の正確な理解をテスト
します。

 

 

第ニ部(30問):長さ、テーマ、形式の異なった読解用文章で文章の
意味理解と文章全体の読解力をテストします。

 


HSK基礎の等級基準

  HSK基礎は受験者の得点(スコア)により、1級、2級、3級の各得点等級に認定され、各等級に相当するHSK基礎証書が授与されます。上位級であるHSK基礎証書A級は、HSK初等証書C級に相当し、中国の理工科大学の学部に入学できる中国語レベルの最低基準です。各得点等級の中国語レベル及びHSK証書の種類は次の通りです。


HSK証書等級 

得点等級

総得点数

証書名

基礎

1級

100〜154

2級

155〜209

3級

210〜300


1

 

基礎(低)中国語能力を有し、簡単な語句の理解や意識の表現ができる。日常会話や学習活動における初歩的な交際能力を有する。およそ600前後の中国語常用語とこれに相応する文法項目をマスターしている学習者がこのレベルに達することができる。これはまたHSK基礎C級証書の取得レベルでもある。

 

2

 

基礎(中)中国語能力を有し、日常生活や一般交際に必要な基礎中国語能力。HSK基礎B級証書の取得レベルでもある。

 

3

 

 

基礎(高)中国語能力を有し、中国の大学の理、工、農、西洋医学の本科に留学する最低限の中国語能力レベルです。HSK基礎A級証書の取得レベルでもある。HSK初等C級レベルにも相当する。

 

 

HSK初中等

 

 HSK初中等は、初中等の中国語レベルを有する者、つまり、400〜2000時間の現代中国語教育を受けて2000〜5000語の常用語及びそれに相応する文法知識をマスターした学習者に適しています。試験内容はヒアリング・文法・読解・総合穴埋の四つのセクションに分け受験者が同一の試験問題に取組み、トータル170問(試験時間145分)400点満点で総合的な中国語能力を測定します。

HSK初中等のテスト内容


試験内容

問題数

試験時間

ヒアリング

50

約35分

文法

30

20分

読解

50

60分

総合穴埋め

40

30分

合計

170

145分



○ヒアリング試験

 

ヒアリング試験は3つの部分から構成され、問題文は1回しか放送されません。ヒアリング試験は主に、普通話で行われる日常会話、短文、一般的なテーマのスピーチなどの基本的な意味を理解できるかをテストします。録音速度は大体1分間170〜220字。出題後の解答時間は15〜20秒。


○文法試験

 

文法試験は2つの部分から構成されています。解答時間は1問あたり約40秒。文法試験の目的は、主に受験者が共通語の文法構造をどの程度マスターしているかをテストします。具体的には、
1).よく使われている量詞、副詞、介詞、連詞、助詞などの使い方
2).動詞、形容詞及び名詞の重ね型
3).主な補語、定語、状語の使い方
4).語順、比較表現、疑問の表現、熟語と連語、複文等


○読解試験

 

読解試験問題は2つの部分から構成されています。第一部の15問は、受験者が語彙の意味をどの程度理解しているかをテストします。第ニ部の35問は、それぞれのテーマ、形式、長さ、難易度の異なる文章を与えられ、受験者の読解力と読む速度を測定します。読解速度は一般的文章で1分間150字、比較的複雑な文章で1分間120字が求められています。1問あたりの解答時間は約70秒。


○総合穴埋試験

 

総合穴埋試験は2つの部分から構成されています。第一部の24問は、語彙選択穴埋問題です。さまざまな異なった用途に用いられる総合的題材の文章を選び、各文にいくつかの空欄を設けます。各空欄に4つの選択項目があり、文脈からみて最も適切な1つを選び、空欄を埋めます。目的は受験者の中国語の語句運用の総合的能力を測定します。第ニ部の16問は漢字記入穴埋問題です。手紙、通知、招待状などよく使われている実用文から文章を選び、各文の中にいくつかの空欄を設けて、文脈から各空欄に最も適切な漢字1字を当てはめます。言葉の総合的な運用能力と漢字の書写速度を測定します。各問の平均解答時間は約45秒です。


HSK初中等級の等級基準

 HSK初中等は受験者の得点(スコア)により3級から8級まで各得点等級に認定され得点等級の3級から各等級に相当するHSK初等証書やHSK中等証書が授与されます。各得点等級の中国語レベル及びHSK証書の種類は次の通りです。



HSK等級

得点等級

総得点

証書名

初等 

3級

152〜188点

4級

189〜225点

5級

226〜262点

中等

6級

263〜299点

7級

300〜336点

8級

337〜400点


 

3

 

初級(低)の中国語能力を有し、HSK初等C級証書を取得できます。このレベルは中国の理工系大学の学部入学最低基準に達しています。一般的に1年間語学留学した者が、最低限達しておくべきレベルとされます。


4

 

初級(中)の中国語能力を有し、HSK初等B級証書を取得できます。一般的に1年間の語学留学で到達できる良好なレベルとされます。


5

 

初級(高)の中国語能力を有し、HSK初等A級証書を取得できます。一般的に1年間の語学留学で、到達できる優秀なレベルとされます。


6

 

中級(低)の中国語能力を有し、HSK中等C級証書を取得できます。このレベルは中国の文科系(文、史、考古、中国伝統医学など)大学の学部入学最低基準に達しています。一般的に2年間語学留学した者が、最低限達しておくべきレベルとされます。


7

 

中級(中)の中国語能力を有し、HSK中等B級証書を取得できます。一般的に日常会話をほぼ自由にこなせ、中国語で責任ある仕事をしたいなら最低必要とされる語学力レベルと言えます。


8

 

中級(高)の中国語能力を有し、HSK中等A級証書を取得できます。一般的に、2年間の語学留学で到達できる優秀なレベルとされ、実用的な中国語能力を充分に持っていると評価されます。